昭和生まれの寿老人

チクリ、チクリと社会風刺を取り交ぜ是々非々を論じます。

一円

 昨日は、いつものとおり妻のお供で買い物に近くのスーパーイオンに、妻は夕食の食材と日用雑貨を買いたいと店内を歩き回る。
小生は、最近やたらと年を感じる。妻には悪いのだが、店内のコーヒーサロンで妻の買い物が終わるまで時間を潰すことにする。


コーヒーを頼み100円。ドリップの入った機械にカップを入れ温かいコーヒーを頂く。
小腹が空いたので、陳列台のドーナツ一個100円をトレーに乗せレジへ持って行く。


レジの女性から108円です。
ポケットの中には、コーヒーとドーナツを買うくらいの小銭を入れていた。と思うけど?
ポケットの小銭を全て手の上に出して見た。
出てきた小銭は107円。1円足らない。ポケットの中に手を入れ何度も小銭を探す。


どうしても1円が無い。
しかたなくドーナツは元の陳列台に。


恰好悪いやら、情けないやら
今日のコーヒーはやけに苦い味。


たった1円がつくった苦い出来事となった。