昭和生まれの寿老人

チクリ、チクリと社会風刺を取り交ぜ是々非々を論じます。

誰に謝罪?

  昨15日、やっと広島地検が動きをみせた。その後、衆議院議員(広島県第三区選挙区)前法務大臣 河井克行氏(56才)と妻の参議院議員(広島選挙区) 河井案里氏(46才)が東京の各議員宿舎で姿をみせた。
広島地検の捜査が行われている事から、捜査に支障があるとの理由で私的な意見は述べられる事はなかった。

ただ、両氏とも「地元の支援者にはご迷惑をおかけしました」と、いつものように常套句を口にしたが、最も重要である国民のことは頭の片隅にも無い様子。


 国会議員なら憲法くらいは勉強してほしい。
※選挙区選出議員も比例代表選出議員も日本国憲法第43条により、一部の地域、政党団体の代表ではなく、国民全体の代表と規定される。

地元選挙支援者だけの国会議員ではない。
故に「地元支援者にご迷惑をかけた」ではない。
正しくはすべての国民にご迷惑をかけた」と謝罪すべきではなかろうか。

有権者が選んだ国会議員

 ここで紹介する国会議員等は、日本の国を背負い日本のための政治をする国会議員ではない。国会議員として、国民の負託を受けた自覚などは皆無だ。


 不祥事を自覚してか、一部報道機関には「説明責任を果たす」と言ったまま、糸の切れた凧の様にどこかに飛んでいった。国民の前に姿を現さず、約束を果たさない国会議員として国民からは見放され最大の屈辱を受けている。
国民が真面目に働き納税した「税金」で支払われる歳費。この歳費を恥も外聞もなく受け取る事を当面の仕事としているらしい。こそこそと隠れ姑息な生活をしているのだろうと世間の風評。


 国のため、国民のための政治ができない、全く素質のない国会議員。その国会議員を有権者が選んだ。その理由は「他に立候補者がいなかったから」ただそれだけで一票を投じた有権者にも猛反省を促す。


昨日までの仲間からは蔑ろにされ、成す術がない国会議員。
早期に国民の前に出て、約束通り説明責任を果たす事が大事ではないだろうか。


説明責任を果たすと言ってはみたが
未だ何の説明もない。